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2010年3月16日 (火)

花形歌舞伎を観る

友達が「南座の歌舞伎の招待状があるから行かへん?」と誘ってくれた 南座は京阪四条駅のそばだから足の便は申し分ない PM4:00から開演 おはぎと幕の内弁当を買って4時間の長丁場に備えた 7列1と2 しかも花道のすぐそば 申し分のない場所である 演目は 通し狂言「加賀見山再岩藤 骨寄せの岩藤」・・・加賀前田家に起きたお家騒動が背景・・・だった 大掛かりな舞台装置のなかでお芝居が繰り広げられていった おおげさな物言いやしぐさがおかしみを誘う 時々発せられる客からの「おとわや!」「よろずや!」「なりこまや!」が薬味となって座の空気が引き締まる 市川亀次郎が7役をこなしその「早変わり」に客席が「お~」とどよめく・・・自分はいつも飲み込めずに友人からつっかれる・・・花房求女役の尾上松也 又助妹おつゆ役の中村壱太郎の美しさが際立った 自分は悪役の蟹江主税を演ずる人間の誰でもどこか悪の部分を持っている そういうのを意識して演じたいという 中村亀鶴に魅かれるものがあった 土手に散らばっていた岩藤の骨が念仏に合わせて寄ってきて岩藤の亡霊になる様子は実に興味深く 自分が現役中だったらお化け屋敷にそのアイデアをいただきたいと思った 歌舞伎はまだよくわからないので 前に東大寺で観た松本幸四郎の「勧進帳」とのちがいに戸惑うものがあった   

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