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2010年3月31日 (水)

春は・・・

はるはなのみのかぜのさむさや・・・の「早春賦」の時期はもう過ぎ 奈良東大寺二月堂の「お水取り」もとっくに終わり 明日から4月というのに 菜種梅雨というには寒すぎる日々・・・おまけに一昨日は吹雪にみまわれた 黄砂と寒暖の差で丈夫なだけがとりえの自分も 一年ぶりに風邪をひいたようだ 病院に行くほどではなく 熱燗でも飲んで様子をみることにする ベランダの植物だけは ずいぶん戸惑いながらも春の準備は怠り無く進めていたようで 007_2 収穫し終わったベビーリーフが再び葉っぱを出し花をつけ種をもち 根っこだけ残していた葱や韮はムシャムシャ食したくなるほどに育った (ちなみな葱は3年もの) 植物の強靭な生命力には 脱帽! 006 チュウリップは横浜開港記念の物産展でたまたま故郷の獅子舞と物産展をやっていてそのときに買った球根だ ちょこっと芽を出してからずいぶん時間がかかった いつ花を咲かせるべきか様子を窺っていたのがよくわかった 賢いチュウリップ さすが富山産!008   

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2010年3月20日 (土)

花形歌舞伎を観る 2

先日 夜の部の南座に行った時 昼の部では 「角力場」「曽根崎心中」「連獅子」をやっているとわかり 「心中もの」になぜか魅かれる自分は どうしても観たくなって 後日1人で出かけた 玉川上水の太宰の「心中」や 近松門左衛門原作「心中天の網島」から島津亜矢が歌う「小春」などに 人間の心を覗き見る 無理心中は別として 共に納得してのことなら無常の歓びを感じるものなのだろうかと考えてみたりする 今回は節約のため3F 7列16番  もとの宝塚劇場より急な斜面にへばりつくように狭い座席がある 「角力場」の人気力士「濡髪長五郎」や「連獅子」の親獅子を演ずる中村獅童がまじめにがんばった!特に「連獅子」の舞台は松の木をバックに毛氈に三味線 笛 鼓 歌い手が粛々と座し 白木の舞台にくり広げられる「舞」は 余計なものを削ぎ落とした感じが逆に心にうったえてくるものがあり ・・東大寺で観た「勧進帳」もこんなだったと感動ひときわだった 「曽根崎心中」は 大阪曽根崎の森で起こった心中事件を題材に近松門左衛門が人形浄瑠璃として書き下ろした作品・・・徳兵衛とお初の悲恋もの お初は中村壱太郎 徳兵衛はその父中村翫雀 妖しいまでに美しく 悲しく みごとなものだった (壱太郎の祖父の坂田藤十郎(昭和28年以来お初を演じた)がテレビで喜びと安堵の声を伝えていた) 今日もあちこちから合いの手が聞こえた 隣のおじさんも「なるこまや!」「よろずや!」と発したのでびっくり 他からの声との間合いが難しいようで 「エヘン!」とためらいが感じられて隣で密かに微笑んだ 終演後「エヘン」のおじさん「獅童もなかなかやるな もっと歌舞伎に出たらいいのに・・」「自分「そうやね 獅童はいろいろやってっからね」  

    

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2010年3月16日 (火)

花形歌舞伎を観る

友達が「南座の歌舞伎の招待状があるから行かへん?」と誘ってくれた 南座は京阪四条駅のそばだから足の便は申し分ない PM4:00から開演 おはぎと幕の内弁当を買って4時間の長丁場に備えた 7列1と2 しかも花道のすぐそば 申し分のない場所である 演目は 通し狂言「加賀見山再岩藤 骨寄せの岩藤」・・・加賀前田家に起きたお家騒動が背景・・・だった 大掛かりな舞台装置のなかでお芝居が繰り広げられていった おおげさな物言いやしぐさがおかしみを誘う 時々発せられる客からの「おとわや!」「よろずや!」「なりこまや!」が薬味となって座の空気が引き締まる 市川亀次郎が7役をこなしその「早変わり」に客席が「お~」とどよめく・・・自分はいつも飲み込めずに友人からつっかれる・・・花房求女役の尾上松也 又助妹おつゆ役の中村壱太郎の美しさが際立った 自分は悪役の蟹江主税を演ずる人間の誰でもどこか悪の部分を持っている そういうのを意識して演じたいという 中村亀鶴に魅かれるものがあった 土手に散らばっていた岩藤の骨が念仏に合わせて寄ってきて岩藤の亡霊になる様子は実に興味深く 自分が現役中だったらお化け屋敷にそのアイデアをいただきたいと思った 歌舞伎はまだよくわからないので 前に東大寺で観た松本幸四郎の「勧進帳」とのちがいに戸惑うものがあった   

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